妊娠したいと思っても、高齢になるにつれて妊娠しづらくなるのはみなさんご存知と思います。実際、働いている職場でも不妊治療の末やっと妊娠した、という高齢の方を何人も見てきました。
私は37歳で子どもが欲しいと思ってから、3度目のトライで自然妊娠しました。これはとても幸いなことだったと思っています。たまたまだったかもしれませんが、今回は私が実践して、自然妊娠に繋がったと考えられる8つの妊活方法について解説していきます。
妊娠しやすい身体ってどんなカラダ?
そもそも妊娠しやすい身体とは、どんなカラダだと思いますか?
これには医学的な定義というものはありません。しかし、バランスの良い食事をとっていたり、適度な運動をして、十分な休養をとり、健康的な生活をしていることはとても大切です。またメンタルヘルスも重要と言われています。
特に「ストレス」は女性にとっても男性にとっても性ホルモンの天敵となります。自分にあったリラクゼーションを取り入れるなどして疲労とストレスを貯めないように気をつけることがとても重要です。
では私はそのようなカラダになるためにどのようなことをしてきたのか、一つ一つお話していきたいと思います。
アラフォーで妊娠した私が実践していた8つの妊活方法
妊活方法①:基礎体温表をつけた
まず、私は自分の性ホルモンが正常に働いているか確認するため、基礎体温表をつけ始めました。そしてこれによって、自分の排卵日をだいたい予測できるようになりました。今思えば、基礎体温表をつけることで自分の体調にも目を向けるようになったことも良かったのだと思います。
私自身、医療職ですので、自分の健康には気をつけているつもりでしたが、以前はストレス発散のため夜遅くまでお酒を飲んでいたり、月に6〜7回の夜勤があったりと不摂生な生活を送っていました。
ですが、基礎体温表をつけることで、この日は前日の○○が影響したのかなと考えるようになりました。それから、なるべく正しい基礎体温をつけたいと思うようになり、自然と自分の体調を整えようと意識するようになりました。
[itemlink post_id=”824″]妊活方法②:タイミング法を実践していた
基礎体温をつけ、自分の生理周期から排卵日がわかるようになったら、タイミングを合わせて性行為を行いましょう。排卵日を予測してタイミングをはかることで、妊娠する確率が格段にアップします。
特に大事なのは、パートナーをそのタイミングでいかに性行為をしたい気にさせるか、ということでしょう。
タイミング法は基本的には排卵日の2日前にセックスをすることをオススメしていますが、理論上は1日前でも同様の効果があると考えられます。なので、今日が難しそうなら明日にしよう、と余裕をもってセックスに臨むほうが良いかもしれません。
妊活方法③:身体(特に子宮)を温めた
冷え性という女性はとても多いですよね。私も慢性的な冷え性だったので、なるべく身体を温めるように意識していました。シャワーではなくなるべく湯船にゆっくり浸かる、5本指靴下を履く、5つの首(首、手首、足首)を温める、暖かい飲み物を飲む、夏でも必ず羽織るものを1枚もつ、などしていました。
更に、妊娠する1年ほど前からは「布ナプキン」と呼ばれるものを使っていました。布ナプキンとはその名の通り、紙ではなく布で作られたナプキンパッドのことです。布ナプキンには大きくわけて2種類あり、生理の時用の防水シートが付いているタイプのものと、生理の時以外に使用する防水シートがついていないものがあります。
私は生理の時に布ナプキンを使うのはどうしても不安だったので、生理の時以外のパンティーライナーとして布ナプキンを使用していました。生理が33日周期で生理が5日間継続する私にとっては、33日中28日間は布ナプキンをしていることになります。生理の時は紙ナプキンをしていることを考えると、一年中薄いパンツ一枚の状態ではないことになります。これによって会陰部が温められ、結果、子宮までしっかり温められていたと考えられます。
女性の下着は薄いものがほとんどです。また腹巻きなど、腰や腹周りを温めるものはあっても、3つの穴のある会陰部を温める方法は布ナプキン以外ないでしょう。
私は身体(特に子宮)を温めるように意識し始めて、約1年後に妊娠しました。意識して身体を暖めたことによって、自然と冷え性も改善されていきました。
[itemlink post_id=”827″]妊活方法④:規則正しい生活を心がけた
私は以前の職場では月に6〜7回夜勤があったので、日中に寝ることも多く、生活リズムがばらばらでした。でも転職をして夜勤がなくなり、日勤だけの生活となって規則正しい生活をするようになりました。転職して3ヶ月後に妊娠したことは全く関係がないとは言えないと思います。
毎日規則正しい生活をすることで、性ホルモンが正常に働くようになり、結果生理周期が安定し、規則的に排卵が起きるようになったのだと思います。やはり生活リズムを整えることは大切だと言えるでしょう。
妊活方法⑤:バランスのとれた食生活
夫の実家から、畑で育てている野菜がちょくちょく届くようになり、それまで以上にお野菜を摂るようになりました。
それ以前は外食することが多かったのですが、家で料理をする機会が増えました。また、夫の実家で作られたものは無農薬に近い状態のお野菜だったのは更に良い効果があったのかもしれません。
忙しい毎日を送っていると、外食が増えたり、出来合い物を買ってくることが多くなってしまいがちですが、メニューの選択をする際により健康的なものを選んだり、まとめて調理して小分けに冷凍するなどの時短テクニックを使うなどして工夫をしてみるといいと思います。
[itemlink post_id=”818″]妊活方法⑥:酵素玄米(寝かせ玄米)
私は妊娠する1年半前から酵素玄米(寝かせ玄米とも言いますね)を食べていました。酵素玄米を食べることによって体の調子がよくなっていました。
これが直接関係したかはもちろん定かではありませんが、木村拓哉さんも長年食べていて「身体の調子がよくなった」、「風邪をひかなくなった」とおっしゃっていました。
私は毎年必ず1〜2度は風邪をひいていましたが、ここ1年は風邪を引いていません。
妊娠するためには身体の調子を整えておくことは大前提です。玄米の味がちょっと、という方もいるかもしれませんが、酵素玄米はもちもちしていて、とっても美味しいです。ぜひ一度試してみることをおすすめします。
[itemlink post_id=”819″]妊活方法⑦:葉酸
妊娠したいと思ったら葉酸は欠かせない栄養素です。
妊娠が発覚してから摂るのでは遅いので、妊活・妊娠を意識し始めたら葉酸を積極的に摂るようにしましょう。
普段の食事から摂取するように意識することに加え、サプリを上手に利用するとなお効果的に栄養が取れます。
[itemlink post_id=”820″]妊活方法⑧:ストレスをなくす
ストレスは心や体に一番悪いです。
私も以前はストレスを感じる毎日でしたが、今はストレスとは無縁の生活をしています。
私は以前の職場ではなかなか馴染めず、ストレスを強く感じていました。そんな毎日から解放されたいと思い、思い切って転職をしました。
新しい転職先では人間関係に恵まれ、夜勤も少なくストレスがぐっと減りました。その結果、転職して3ヶ月後に妊娠が発覚しました。。
ストレスの原因が何か、ゆっくり考えてみましょう。そして、それを取り除くために何ができるか考えてみてください。忙しい毎日の中、なかなか立ち止まってゆっくり考える時間をもつことはないでしょう。
以前の私は、ストレスが溜まっていて、ストレスを解消するために、ショッピングに行ったり、お酒を飲んだり、好きなことをしていましたが、一向にストレスは解消できませんでした。
そのうちストレスをなくすために根本的なことを変えなければならないと考えるようになりました。私の場合は仕事が原因でしたので、転職することで、色々と良い方向に向いたのは間違いありません。
[itemlink post_id=”821″]それでも妊娠が難しいと感じる場合は不妊治療の検討も
妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年以上妊娠しない場合は「不妊」となります。
自然に妊娠することは理想的でですが、自然妊娠が全てではありません。今は不妊治療がとても進んでいるので、自然妊娠が難しいと感じたら一度不妊治療を専門としているクリニックで診断してもらいましょう。
結婚に適齢期はないですが、妊娠に適齢期はあります。なるべく早いタイミングで不妊治療を始めましょう。
また、不妊は女性だけの問題ではありません。男性に原因がある場合もあります。2人の努力を無駄にしないためにも、妊活を考え始めたら男性の方にも協力してもらい精子検査をしてもらうことをおすすめします。
まとめ
私の場合、どれをしたから妊娠した、というものでもなく、総合的に色々な条件が重なって自然妊娠に繋がったのだと思います。この記事を読んでみなさんの参考になれば幸いです。
また、自然妊娠が難しいと感じたらなるべく早いタイミングで治療を始めることをオススメしますが、治療を始めたら医療の力に頼りっきりになるのではなく、健康的な食生活を送るなど自分でできることは継続していきましょう。