妊娠したいと思ったら確認すべき健康や生活のチェックポイント

妊娠したいと思ったら、普段の生活や現在の健康状態に関してチェックしましょう。妊娠に悪影響を与える可能性があることを避け、健康状態を守ることが大切です。

妊娠に悪影響を与える可能性があるチェックポイント

妊娠率を具体的に下げるといったデータはありませんが、次のような行動や生活は健康状態を損ね、妊娠に悪影響を与える可能性があります。

  • アルコールの過剰摂取
  • 喫煙
  • 偏食
  • 睡眠不足
  • 過度のストレス
  • 運動不足
  • パートナーとの不仲

逆に、これらのチェックポイントを見直すことで、妊娠に良い影響を与えられるかもしれません。

健康を維持する方法

健康な身体を保つためには、規則正しい生活が欠かせません。一時的に健康的な生活をしても、頻繁に昼夜逆転の生活をすると、健康状態が悪くなる可能性があります。規則正しく、健康状態を良好に保てる生活を心がけましょう。

十分かつ良質な睡眠をとろう

十分かつ良質な睡眠には、疲労回復やストレス解消、成長ホルモンの分泌による肌細胞の再生など様々な効果が期待できます。なかなか十分な睡眠時間を確保できない方もいますが、せめて質だけは高く保つことが大切です。

良質な睡眠をとるために、寝る前の行動を見直しましょう。布団やベッドに入ってからスマホやテレビを見ると、刺激によって目が覚めてしまいます。寝つきが悪くなり、睡眠の質も低下するのです。寝る前は、スマホやテレビを見るのではなく、読書などをして過ごしましょう。

また、部屋の照明は、オレンジ色の間接照明だけにしておくことをおすすめします。部屋の温度や湿度を適切に保つことも大切です。また、寝る直前の食事や入浴も寝つきにくくするため避けましょう。

栄養バランスのとれた食事を心がけよう

○○を食べると妊娠できるなど様々な噂がありますが、どれも医学的な根拠があります。妊娠率が上がる食べ物や飲み物は存在しません。大切なのは、栄養バランスのとれた食事を摂ることです。健康な卵子を作るためには、身体の健康状態を良好に保つ必要があります。

そのため、様々な栄養をバランスよく摂ることが大切なのです。糖質や脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などをバランスよく摂りましょう。外食しがちだと、ビタミンやミネラルが不足してしまいます。できるだけ自炊したり、外食時には野菜や果物が多いメニューを選んだりしましょう。

適度に運動する

ジョギングやウォーキングなどの適度な運動は、血流を促すことで健康状態を良好に保ちやすくする効果が期待できます。また、筋肉量の維持にも繋がるため、妊娠中の運動不足に備えることができます。筋肉が少ないと、妊娠週数が進んで身体が重くなってきたときに、生活に苦労する可能性があります。

運動は続けることが大切であるため、自分のできる範囲で運動することをおすすめします。

できるだけストレスの少ない生活をおくる

生きている以上、ストレスはどうしても受けてしまいますが、過度なストレスは健康状態を悪くする恐れがあります。そのため、できるだけストレスの少ない生活をおくりましょう。考えすぎによってストレスを溜めてしまう方は、一度カウンセリングを受けることをおすすめします。考え方が変わることで、日々のストレスが和らぐ可能性があります。

妊活中は、どうしてもストレスが溜まりがちであるため、こまめに解消させることも大切です。ストレス解消としては、睡眠や運動、趣味などがあります。特に、睡眠と運動は身体の健康を保つのにも役立つためおすすめです。

飲酒や喫煙を控える

喫煙は、血管を収縮させることで全身への栄養の供給を妨げてしまいます。また、飲酒も何らかの悪影響を与える可能性があるため、控えることが大切です。妊娠したことに気づかず、飲酒や喫煙を続けることで、赤ちゃんへの悪影響も懸念されます。

タバコに関しては副流煙の問題もあるため、できればパートナーと一緒に禁煙しましょう。難しい場合は、一緒に禁煙外来に通うなど対策することが大切です。

パートナーとの関係を良好に保つ

子供を作るためには、パートナーとの関係を良好に保つ必要があります。パートナーとの関係が悪くなると、妊娠したいと思えなくなるかもしれません。パートナーとの関係を良好に保つために、次のようなことを心がけましょう。

2人で過ごす時間を作る

仕事や家事が忙しくて、なかなか2人で過ごす時間を作れない方もいるでしょう。忙殺されることで心の距離が離れていく可能性があります。そのため、この日だけは2人で過ごす、1時間だけ2人で一緒に何かをするなど、特別な日や時間を作ることが大切です。

妊活は、どちらかだけで行うものではなく、夫婦揃って行うものです。お互いのことを思いやり、コミュニケーションをとりましょう。

妊活のプレッシャーを与えない

パートナーとの関係で問題となるのが、EDや妊活に対する意識の違いです。妊活のプレッシャーを大きく受けると、EDとなり、妊活に悪影響を与える可能性があります。「この日は排卵日だからセックスしてね」などと言うと、男性はプレッシャーに感じてしまうでしょう。

 

プレッシャーを受けすぎると、次第に妊活に対するモチベーションが下がり、心が離れていくかもしれません。

排卵日付近以外もセックスする

排卵日付近のセックスのために、精液を溜めるなどすると、セックスできない期間が長くなります。その結果、妊活に対するプレッシャーが大きくなったり、妊活に疑問を感じたりするようになるのです。

そのため、排卵日付近ではなくてもセックスすることをおすすめします。あえて、排卵日を伝えないのも1つの手段です。できるだけ自然体に近い形で妊活しましょう。

まとめ

妊娠したいと思ったら、まずは生活を見直しましょう。生活の見直しは、健康状態を良好に保つことに繋がり、結果的に妊娠率が上がる可能性があります。妊娠に良い食べ物などは無いため、様々な食べ物をバランスよく摂りましょう。そして、パートナーとの関係を良好に保つために、2人の時間を大切にすることが大切です。パートナーとともに健康状態を良好に保つようにしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代の助産師ブロガー。 高校を卒業するまで海外で過ごし、20代で丸の内OLや海外でボランティアを経験。海外ボランティア先で出会った助産師に衝撃を受け、30歳から助産師を目指すことに。現在は助産師として働き始め、妊娠中のママや赤ちゃんと向き合っています。 「女性が笑顔になれる社会を目指す!」を目標に、これまでの女子活や助産師の経験を活かし、お役に立てる情報をブログで発信しています。