こんにちは、助産師ブロガーあかめ(@women_akame)です^^
妊婦の心身を支え、分娩をサポートする助産師の仕事には、やりがいが感じている方が多いのではないでしょうか。
やりがいはあっても、収入面や人間関係、などに不満を感じ、転職を考えるケースもあるでしょう。引っ越しや結婚などを機に転職を考える方もいます。そんなとき、助産師の仕事と言っても働き方は様々ですし、何を基準に転職先を選べばよいわからない方もいますよね。
そこで今回は、助産師として転職で失敗しないために知っておきたいことを解説します。
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助産師はどこに転職できる?
助産師が転職できるところは、個人・法人の産科または産婦人科、大学病院や総合病院、助産院などです。それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
個人・法人の産科または産婦人科
個人・法人の産科、産婦人科の特徴は、各院に特色があるところです。内装や食事、部屋のクオリティなどにこだわりを持っているクリニックが多く、選んでもらえるように様々な取り組みを行っています。
そのため、妊婦に対するコミュニケーションやアドバイス、立ち振る舞いなどを細かく指導しているケースもあるのです。人気が高いクリニックは分娩数が非常に多く、一般的なクリニックよりも忙しくなります。その分、待遇がよいことが特徴です。そのため、個人・法人の産科、産婦人科は次のような人に向いていると言えるでしょう。
- より多くの収入を得たい
- 経験を積みたい
- ホスピタリティを高いレベルで学びたい
ただし、忙しいだけあって、夜勤や残業の回数が多いことや、クリニックによっては教育体制が整っていないことなどデメリットもあります。そのため、どのクリニックを選ぶかよく考えることが大切です。
大学病院
大学病院は、基本的にハイリスクな妊婦を受け入れています。何らかの病気を持つために予定帝王切開が必要であったり、その他容体が急変する可能性があったりする場合に大学病院で分娩することになります。
大学病院では、通常とは異なる分娩を経験でき、教育体制も整っています。また、給料も比較的高く、夜勤や残業が過度に多い大学病院はあまりみられません。働いている助産師の数も多いため、短時間勤務も可能です。中には、託児所つきの大学病院もあり、子供を預けて働くこともできます。これらを踏まえると、次のような方に大学病院が向いていると言えるでしょう。
- より多くの収入を求めている
- 多様な働き方を求めている
- 異常分娩の経験を増やしたい
目立ったデメリットはありませんが、助産師が足りている病院だと、看護師が足りていない他の科への移動を求められることがあります。
総合病院
総合病院は、産科に力を入れているところもあれば、ほとんど力を入れていないところもあります。場合によっては分娩数が少なく、経験を積めないこともあります。産科の規模が大きければ、それだけ多くの経験を積めるので、事前に確認が必要です。助産師が少ない場合もあるため、忙しい病院もあるようです。
また、比較的給料が低い傾向があるため、高収入を求める方には向かないかもしれません。
助産院
助産院では、正常分娩のみ取り扱います。しかし、助産院に駆け込む妊婦もいるため、正常かどうかを見極める能力が必要です。また、母乳のケアや育児指導など、分娩後のサポートを行うことも特徴です。その他、助産院特有の分娩方法があるなど、他の職場よりも特別な経験を積めます。
ただし、助産院は基本的に経験豊富な助産師しか雇用しないため、助産師になったばかりで経験が浅い場合は雇ってもらえない可能性があります。
助産師の転職先を選ぶ基準とは?
助産師の転職先を選ぶ際には、次のようなところに注目しましょう。
職場の雰囲気
職場の雰囲気が悪いということは、人間関係がギスギスしているということです。人目が気になり仕事に集中できないような雰囲気の職場は避けた方がよいでしょう。
労働時間と時間帯
職場によって、労働時間や働く時間帯が異なります。フルタイムでしか雇用していないところもあれば、短時間勤務も可能なところもあるので、現在の状況に合わせて選びましょう。
分娩件数
より多くの経験を積みたい場合は、分娩数が多い職場を選びましょう。ただし、それ以上に助産師が多い場合は、他の職場と同じ程度しか経験できない可能性があります。助産師の数と分娩数を比べて、職場を選ぶとよいでしょう。
助産師として内定をもらうために心がけたいポイント
気になる職場をいくつかピックアップしたら、次は選考を受けることになります。最初から面接のケースもあれば、まずは書類選考の通過が必要なケースもあります。選考を通過するために、心がけたいポイントや準備すべきことなどをご紹介します。
志望動機を練る
助産師は選べる職場が多いため、志望動機を練ることが難しいと感じている方もいるでしょう。どの職場にでも当たり障りのない志望動機は、「生命の誕生に立ち会えることを誇りに感じており、こちらのクリニック(病院・助産院)であれば、より多くの分娩を経験できると感じたからです」などです。
分娩数が少ない場合は、妊婦1人ひとりとじっくり向き合いたいといった志望動機がよいでしょう。その職場の特色から志望動機を考えることが大切です。
信頼されるような受け答え
面接で聞かれることは、志望動機や自己PRなどです。いずれにしても、信頼されるような受け答えを心がけることが大切です。はきはきと自信を持って話しましょう。どれだけ素晴らしい自己PRをしても、小さな声でぼそぼそと話すと、信頼してもらえない可能性があります。
また、助産師は妊婦に関わるため、人柄が重視されます。思いやりがあり、優しいイメージを与えられるように受け答えをしましょう。体育会系のような話し方は好まれない可能性があります。できるだけ笑顔で、柔らかい表情で話すようにしましょう。
助産師の転職、注意すべき点は?
転職サイトなどを見ていると、魅力的に映る求人情報がたくさんありますよね。
ですが、まれに転職した人の話を聞くと、「転職しなければ良かった。」という声もききます。
そのような方は、だいたいパッと見ただけで「なんとなく良さそう」で転職先を決めてしまう人が多いです。選び方を間違えると、「せっかく転職したのに、前の職場の方が良かった」と後悔してしまうでしょう。そうならないためにも、助産師が転職する際にどんなことに注意したらよいか、私の転職経験を元に解説します。
転職先に求めることを明確にしましょう
転職を考えているなら、なぜ転職をしたいのか、という理由を明確にしましょう。
現在の状況をマイナス面とプラス面に分けて考えると分かりやすいと思います。
そして次に、どんな転職先を見つけられたら、この転職は成功したと思えるかを考えます。
もちろん給料や福利厚生面、自分のキャリアアップ、スタッフ間の人間関係、交通アクセス、など全ての面において現在より好条件であれば良いのですが、そんなところを見つけるのは大変です。とは言え、転職するからには、今以上の条件にしたいですよね。
どの条件を必須とするか、何は妥協できるかを考えを明確にしましょう。
転職する前に将来のことも考えて
助産師だけではありませんが、あなたが結婚を望む女性であれば転職後に妊娠することも考えられます。転職活動で働いてない期間がある場合や会社によっては1年以上働いていない場合など、条件によっては育休がとれなくなってしまう可能性があるので、目先だけの自分の状況だけで判断することはお勧めできません。
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女性の仕事は妊娠などプライベートに大きく左右されることが多いです。現時点で結婚や出産、介護などの予定が全くないとしても、そうなった場合でも良い環境であることを条件に入れておくことも大切です。
私の場合、転職を始めてから実際に転職先に働き始めるまで半年以上あったのですが、その間に思いもよらず彼氏ができ、トントン拍子にことが進み、予定外に妊娠しました。転職先にご迷惑をかけたのはもちろんですが、結果、夜勤をほとんどしなかったので、夜勤手当を得られなかったので、実際にもらえる給与は少なくなってしまいました。
結果的に給与は少なくなりましたが、人間関係は良く、前の職場より生き生きと働けているので、私は転職に成功したと思っています。
現在の自分の状況だけでなく、今後の人生プランも視野にいれて転職活動をするとよりいい転職先が見つかるでしょう。
助産師としてのキャリアアップ
新しい職場では新人として扱われることや、自分より経験年数が浅い子や年下の子が先輩になることから、キャリアアップするのは難しいと思う方も多いのではないでしょうか。
職場によってマニュアルや細かいルールが異なるので、新しい職場に転職したら、その職場のマニュアルやルールを学ぶ必要があります。自分より経験の少ない助産師から教わることも多々あるでしょう。でも助産師としての仕事の基本は変わりません。
転職して初めて経験する仕事もあり大変と思うかもしれませんが、それはあなたの能力や技術を広げることにつながります。
看護師と違って助産師は独立し開業することができます。例えば、産科病棟で働いている人が院内助産や助産師外来、母乳外来などがある病院に転職し経験の幅を広げ、将来自分で助産院を開業することは夢ではありません。キャリアアップを望む人は、自分の目標をしっかり見据え、そのために必要な技術と経験を積める病院に転職しましょう。
転職サイトを利用する場合は、自分の目標を伝え担当のコンサルタントに相談しておくと良いでしょう。
助産師(看護師)の募集・採用情報を見つける方法
助産師の転職先を探すには直接病院名など検索して募集・採用情報を探して応募する方法がありますが、条件の比較もできませんし、これは現実的ではありません。
先のことも考え、必ず転職先の情報を確認し、複数と比べるようにするなど、慎重に考えなと失敗なんてこともありえます。必ず転職サイトに登録して、条件を絞って職場を選ぶようにしましょう。
転職する際は転職サイトを通すと、職場の詳しい募集・採用情報(場合によっては非公開情報)を教えてもらえるので、転職後をより具体的にイメージできます。基本的に助産師は看護師専用の転職サイトに含まれますので、まずは助産師も対応している看護師転職サイトで相談してみましょう。
助産師の求人は看護師より少ないですが、専門的な知識を持った転職コンサルタントがあなたの手助けをしてくれます。客観的な意見もとりいれつつ、今のあなたにぴったりな職場を紹介してくれるでしょう。迷っている方は、転職サイトの利用は無料ですので、まずは登録して、転職コンサルタントに悩みを相談してみましょう。
自分に合った転職コンサルタントを探すためには、比較できるように複数の転職サイトに登録してみるとよいでしょう。相談先を増やすと何かと連絡が来て大変ですので、気になった転職サイト2〜3に絞って登録しましょう。
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助産師(看護師)の求人・転職サイトを使うべき理由
理由①:豊富な求人情報を得られる
個人で求人情報を集めるのは限界があります。また、インターネットで転職サイトの求人情報をくまなく見るのには忙しい助産師には時間がかかり過ぎます。転職エージェントを利用すれば、自分が希望する条件に見合った求人情報をピックアップして教えてもらうことができます。
また新着のものや非公開の求人情報もたくさんあるので、転職エージェントに登録することで選択肢がぐっと広がります。
理由②:職場の詳しい雰囲気まで教えてもらえる
コンサルタントの方を通して、内部の人しか知り得ない人間関係などについてもこっそり教えてもらうこともできます。私の場合、師長さんがどんな方か、病棟スタッフの年齢層はどうか、残業は実際どのくらいあるのか、など詳しく教えてもらい、入職後にその情報に間違いはありませんでした。転職にあたり、給与や福利厚生などはもちろん大切ですが、長く働ける環境を求めるなら職場の雰囲気も大切ですよね。
そんなことも遠慮なく確認できるのが、転職サイトの大きなメリットの一つです。
理由③担当コンサルタントがついてくれる
転職サイトを利用する場合、転職を希望する人、一人一人に担当のコンサルタントがつきます。
もちろん数ある求人情報の中からその人に合う転職先をピックアップしてくれたり、リストには載っていない細かい情報を教えてくれたりするのですが、それ以外にも、面接のときの受け答えのアドバイスをくれたり、転職後も連絡をくれ、フォローをしてくれます。
また、転職先とこちらの条件が折り合わない場合にはコンサルタントが直接交渉をしてくれることもあります。なので、こんなはずじゃなかったのに、という後悔がより少なくなります。
転職は何度もするものではないので、プロのコンサルタントがサポートしてくれるのは安心ですね。
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助産師としていい職場に就職するには
助産師は、総合病院や大学病院、クリニック、助産院、保健所など色々な場所に転職できます。それぞれに特徴があるので、自分に合った職場を選びましょう。また、その職場の雰囲気や分娩件数、助産師の数などの調査も必要です。
転職は頻繁に行うものではないので、1回の転職を大切にして、じっくりと選ぶようにしましょう。